夢空間客車オシ25-901陸送準備【午後の部】

午前中は客車を仮置き台まで移動させて、あとはずっと床下部の工事が行われていた。
恐らく午前の部は、このまま床下作業が続き、そのまま作業員の皆さまは昼休みに入るであろうと判断。ひとまず脚立・傘・カメラを抱えてその場から撤収した。腹が減ったので近くのコンビニへ買い出しである。

…20分ほどして再び現場へ舞い戻ると、思わず目が点になった。作業自体は案の定、昼休みに入っていたのだが、驚いたのは現場を見下ろす陸橋上にカメラを構えたご一行が溢れていた。一体、この20分の間にどこから集まってきたのだろう?幸い、作業場を見下ろせるアングルにはまだまだ余裕が有ったので、早々に昼飯を貪り、再び橋上に脚立を据えて午後の撮影に備えた。雨もほとんど止み、傘を差す必要もなさそうだ。

そして12時半を過ぎた辺りから、再び作業が始められたのである。

越谷天秤10
▲時ならぬカメラマンの群れに、通りがかりの老夫婦も思わず隙間から様子を窺う。
2越谷天秤33
▲そして、その視線の先では午前に引き続き、床下作業が行われていた。
2越谷天秤36
越谷天秤8
陸送は深夜に行われる。特大貨物を輸送するにあたって、車体の周囲には、その存在を示すためのチューブライトが取り付けられる。陸送には欠かせないアイテムだ。
越谷天秤9
▲ロープで固定される連結器。
2越谷天秤45
▲こちらでは酸素ボンベが準備されている。何に使うのでしょうなあ?
2越谷天秤47
▲正解は陸送用台車の上に載せられたH鋼をバーナーで加工するために使用されるのである。
越谷天秤6
▲ひと通り床下作業が終了し、再び夢空間が宙に浮く。そして仮置き台が外される。
越谷天秤11

2越谷天秤55
陸送用台車を作業員らが手押しで車体の下へ潜り込ませる。
2越谷天秤51
▲そして前側にも台車が履かされる。
越谷天秤_019
▲無事に前後の陸送用台車が履かされて、オシ25の搬出準備が整った。
越谷天秤_010
▲ゆっくりと切り返しながら、構内を移動する。
越谷天秤7
▲車体を吊っていたワイヤーが片付けられる。重量があるため、二人でないと運ぶのは難しい。
越谷天秤_009
▲さて、線路上に残された台車も一緒に搬出しなければならない。
越谷天秤13
▲台車に通した極太の紐をクレーンに引っ掛けて…
越谷天秤14
▲ゆっくりと吊り上げる。
越谷天秤15
▲輸送用10t車の荷台に載せられた台車。
越谷天秤_011
▲続いてラウンジカーのオハフ25-901が手押しで吊り上げ位置へ移動された。
越谷天秤_012
▲1日目の作業はここまで。続きは翌日に行われた。
越谷天秤_014
初日の行程が終了した後の構内。
この翌日(5/31)、オハフ25の吊り上げ・陸送台車への積載が行われた。
そして日付が変わって6月1日未明、2009年9月にオープン予定である新三郷ららぽーとの設置現場へ向けて陸送・搬入が行われた。この地は元々、武蔵野操車場という広大な土地であった。鉄道の町という記憶を後世に伝えようという考えのもと、三井不動産とJR東日本の首脳による話し合いで、車両の譲渡が実現したという。これからは新天地で末永く愛されることであろう。
ちなみに今日現在、夢空間の残り1両(オロネ25-901)の処遇は決まっていないという。


2009年06月01日 | Comments(1) | Trackback(0) | 東日本

夢空間客車オシ25-901 陸送準備【午前の部】

越谷貨物ターミナルに運ばれた夢空間客車2両の陸送準備作業を撮影するべく、5月30日早朝、現地を訪れた。前日からの雨はまだ降り続き、さながら梅雨の走りのよう。近くのコンビニで朝食を適当に買い漁り、ターミナルの脇の道路を走りながら様子を窺ってみた。

7時30分過ぎに確認したところ、前日には無かった2台のクレーン車が、アームを上げた状態でスタンバイ。

「やる!」 …車を運転をしながら、そう確信した。陸送自体は後日施行と聞いていたので、車両の吊り上げ作業も後日だろうと思っていたのだが、この状況を見て今日、作業をやるはずだと確信した。作業開始時刻は大体いつもと同じだろう。まだ暫く時間があるので、当該車両が確認できる適当な場所に車をとめ、朝飯を摂ることにした。
ゆっくりと揺れるワイパー越しに時折、動きがないか目をやるが中々その気配が無い。
このままもう暫く動向を探ろうとシートを倒したところ、クレーンのアームがさっきより伸びているのに気がついた。午前8時半過ぎ、エンジンを止めて車外に出ると、重機のエンジン音が轟いていた。いよいよ作業開始である。

越谷天秤_001
▲相生陸橋から作業現場を俯瞰する。既に作業員らが集まっており、それぞれのセクションで作業が進められていた。

越谷天秤2

2越谷天秤15
▲まずはオシ25-901号車から準備が進められる。
人手で客車を押して、吊り上げ位置まで動かす。

越谷天秤1
2越谷天秤7
▲荷台から、陸送用の台車が下ろされる。
越谷天秤3
▲車体を仮置きする為の台。
越谷天秤4
▲よく見ると、重機の天窓にもワイパーが。こんな天気の日には欠かせないものだ。
2越谷天秤13
▲車両を吊り上げる前に慎重に寸法を測り、事故が起きないよいう入念な確認が繰り返し行われる。
2越谷天秤22
▲床下のタンクから水を排水しているのか?暫くの間、水が流れ出ていた。
越谷天秤_002
▲いよいよ天秤が渡され、ワイヤーが車体に掛けられる。
2越谷天秤19
▲ワイヤーが当たる部分には、傷が付かないよう毛布で保護される。


越谷天秤_016
▲午前10時50分、ついに車体が浮き上がった。雨の中、慎重に作業は進められる。そして私は傘を投げ捨てて撮影に没頭する。
越谷天秤_017
▲3〜4mほど吊り上げられ、ゆっくりと仮置き場へ移動。
越谷天秤_018
▲作業の最大の山場、固唾を飲んでその動きを見守る。

越谷天秤_004
越谷天秤_003
越谷天秤_005
▲完全に宙ぶらりん状態の夢空間。前日の配給の時は雨にもかかわらず多くの撮影者を見かけたが、吊り上げ作業には興味がないのであろうか?この作業を撮影していたのは自分を含めてもたった二人しか居なかった。寂しいもんである。
越谷天秤_006
▲四方の作業員がワイヤーで揺れを押さえながら、下ろし位置に誘導する。
越谷天秤_007
▲車体の真下に仮置き台が備えられる。
越谷天秤5
▲ゆっくりと車体が下ろされて行く。およそ5分ほどの天秤ショーであった。

この後、仮置きされたオシ25-901は陸送用台車を履かすための床下部の加工を施されていた。午前の作業はこんな流れで行われたのである。

「午後の部」に続く…
2009.5.30 越谷貨物ターミナル
2009年05月31日 | Comments(0) | Trackback(0) | 東日本

夢空間配給

この度、夢空間用客車2両(オハフ25-901+オシ25-901)が埼玉県内の某施設へ譲渡・展示される事となり、EF81-95牽引にて配給輸送された。
王子にて
▲雨の中傘を差して当該列車を待つ。はるか前方で湘南新宿ラインのE231系のヘッドライトが見えた数秒後、本線から後を追うようにEF81-95のヘッドライトが見えた。「まずい…被るかも…」と祈りながらビューファインダーを覗き、カメラを構えてE231の通過を見送る。通過したその直後にカラフルな編成がゆっくりと通過。危うくE231系に被られるところだったが、ギリギリ撮影することができた。
配8985レ 12:33ごろ 尾久〜赤羽
東浦和
▲「EF81」のロゴを強調したく、28mmを装着して側面から撮影。ここでも危うく武蔵野線と被られるところであった。
配9896レ 14:35ごろ 東浦和〜東川口

越谷タ
▲越谷貨物ターミナルに到着後、カマは直ぐに切り離されて客車だけが残された。後日、ここから新三郷ららぽーとまで陸送された。
2009年05月29日 | Comments(1) | Trackback(0) | 東日本

江差線マヤ検【復路】

江差マヤ検「復路編」です。
江差マヤ検43
▲江差駅にて。ホームからはみ出して停車しているのは台車の点検のため?

S字
▲左手に日本海を望み、S字カーブを行く。
江差〜中須田

江差沿岸
▲更に引き寄せて。

俯瞰
▲山あいを行く検測列車。しとしとと雨は降り続く...。

天の川
▲幻の天の川駅を通過。(一部画像加工済み)

検測員
▲出窓から注視する検測員。

神明流し
▲よく見ると2008号車は「連結注意」のサボが無いんだね。
上2点、神明〜吉堀

木古内2
▲木古内に到着。貨物列車、特急などを待避。

泉沢

渡島当別
▲上2点、渡島当別にて。
2009年5月撮影
2009年05月28日 | Comments(0) | Trackback(0) | 北海道

江差マヤ検【往路】

春の風物詩である江差線マヤ検が先ごろ行われました。
今年の編成はDE10 1692+マヤ34 2008+DE10 1661。
しかし今年は生憎の天気で、終日雨に濡れながらの撮影となりました。
久根別鉄橋
▲降りしきる雨の中、久根別川の土手からマヤを狙う。
七重浜〜東久根別

釜谷カーブ
▲釜谷のカーブを行く検測列車。
渡島当別〜釜谷

泉沢待避
▲泉沢駅で貨物と白鳥を待避。

木古内
▲木古内停車中の列車。ここから非電化区間に入る。少々の停車時間を利用してセイコマで昼飯を購入するも、なかなか食べる時間がない。

木古内俯瞰
▲北海道新幹線の駅建設工事が始まる木古内駅。後方に新幹線早期着工を促す大看板を確認することが出来る。

神明鉄橋
▲定番の撮影地には雨にもかかわらず数人のファンが集っていた。
吉堀〜神明

神明上り
▲稲穂峠を登る列車。DEのエンジンが唸る!
吉堀〜神明

湯ノ岱交換
▲湯ノ岱にて普通列車と交換。長閑な光景が広がる。

さくら
▲5月下旬、八重桜が満開でした。
湯ノ岱

宮越鉄橋
▲第一天の川鉄橋を渡る。
湯ノ岱〜宮越

水田
▲田んぼには水が引かれたばかり。田植えはこれからだ。
中須田〜上ノ国

江差俯瞰
▲終点、江差に到着。暫しの停車時間を利用して急いで昼飯を胃袋に放り込む。
もう、この時は頭から靴までびしょびしょ。あ〜、靴下が濡れて気持ち悪かった…

復路編につづく
2009年05月25日 | Comments(0) | Trackback(0) | 北海道

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